心と体のギャップ

久々に息子友達に交じってバスケットボールをやった。

学生時代はバリバリの体育会バスケ部で、自慢をしてしまうと東京都で優勝した強豪校に在籍していた。

当時は縦社会の掟が強く、一学年違いでもボールと先輩は神様という教育の中、理不尽な、しごきやいじめにも耐え、気持ち良い汗と冷や汗を日々流していた青春が懐かしい。

この体験によって仲間を思いやる気持ちや挨拶は大切だと思う心、試練を乗り越える知恵などが身についた良いところもあったなと、今となっては思う。

さて、息子とやったバスケだが、学生時代の心のモチベーションと現在の体がどうも合致しない。

やる気は満々だが走れない、飛べない、動けない、息切れ酸欠状態で、

こんなはずはないと思っても現実は正直なものだ。

私は自分自身を認めたくない気持ちと戦いながら、出した結論は謙虚さをもって肉体改造に励もう。

息子たちの軽やかな動き、息切れしない体力がうらやましく思えたが、声だけは誰よりも大きく罵声を飛ばしていた事に、私もまだまだ捨てたもんじゃないと昭和魂を感じた。しかし息子たちには声がでかくてウザイと言われ、やり場のない気持ちの中、ハアハアした目の前に星が浮かぶ状態で「今に見ていろ俺だって」と密かにリベンジを誓った。

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