文化風習のちがい

アメリカ大統領選2020も激戦の中、ジョー・バイデン氏が勝利を収めた。

この選挙で私が感じたことは、老若男女を問わずアメリカ国民の選挙に対する

思いは、自らが投票できることもあり関心度と熱意がすこぶる高いということだ。

政治によって、自分の生活やアメリカや世界の行く末を真剣に考えている国民の期待を一手に背負った大統領は、世界をリードするさすが大国のリーダーたる存在だ。

我が国においては大統領制ではないが、平和ボケなのか国民性なのか政治をあきらめているのか分からないが、ここまでの政治に対する民意の盛り上りは感じない。

大統領候補のスピーチを聞いていると「能ある鷹は爪を隠す」「負けるが勝ち」

「実れば垂れる稲穂」「言わぬは言うに勝る」などの美意識は全く持って役に立たず、突っ込みやののしり合い、言いたい放題、やりたい放題で戦わなくては、ただの謙虚なアホと世の中が捉えてしまう国民性なのだろう。

このような語学文化を持った諸外国と外交する日本人は、郷に入っては郷に従えというやり方ではなく日本美学を捨てずに、頃合いを計り、おもてなしの心、慈しみの心を発揮し、あきらめなければ必ず道は開ける心技体の粘りの精神で今後はYES.NOはハッキリ、世界をリードしてほしいものだ。

TOP