過去の扉を開け、未来の鍵を得る

私の花人生において過去何千とフラワーアレンジメントや花束、その他の作品を手掛けてきた。おそらく使用してきた花々の種類もそこそこになるだろう。

写真やデータに残された作品の数々を整理していていたとき、ふと気が付いた事がある。

「使用している花にバラが少ない」

なぜなのだろうか?花の中でも最も人気があり、多くの人々に愛され続けてきた花の女王とも呼ばれている花なのに。

自分でも意識をしていなかっただけによく解らないが、単純に私にとって、あまり興味がわかない花であったのか、トゲがある痛い花だからか疑問が残る。

多分、多くのフラワーデザイナーが作品に使用してきた花だったし、古代からバラは富と権力の象徴と言われている由縁が気になり、抵抗を感じていたのかもしれない。でもそれは決してバラの責任ではないわけで、今後はバラを使った数々の作品制作を手掛け「バラ色の人生」を目指そうと思った。

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