都内で車を運転している最中、むしょうにトイレに行きたくなった。
左手を流れる景色の中にコンビニはないかと、首をパタパタさせながら運転を続けていたその時、あった。
駐禁も迷うことなく一目散に空いている路上を探し、素早くコンビニに駆け込んだ。心に半分灯がともり「トイレ借ります」と店員に早口言葉投げかけ、トイレのドアノブの下を見たとき赤表示。
ゆるんだ心を再度引き締めることは大変難しいのは皆さんお判りでしょうか。
私は気を間際らせるために、見たくもない雑誌売り場で、頭に入らぬ雑誌を広げ時を待つが、なかなか出てこない。
しびれを切らせた私は、コンビニを出て並びにあったスタバのトイレに直行した。
冷汗をぬぐいながら気分は上々、やれやれ何とか間に合った。
ゆったり口笛モードで駐車場に戻り、切符を切られていない車を見たとき、さらに私の心は、まだ寒い冬なのに春模様に染まった。