変わるも発展、変わらぬも発展

時の流れと共に急速に進化するデジタル文明にしがみついている自分がいる。

この数十年、電話で考えれば黒電話からプッシュフォーン、コードレス、ガラケ、スマホと時代は変わり、4Gから5Gに突入している今、遠方にいる関係者とテレビ複数会談が出来る。

そんなさなかコロナ緊急事態宣言が発令され、私のデザイン事務所でも自宅就労者とこのシステムを活用し朝礼、昼礼、終礼の確認報告会談を初めて試している。

私にとってはプッシュフォーンからコードレスになった時の驚きと快感に近いものがあり、真剣に話を聞いたり話したりすること以上に「聞こえますか、見えますか、その背景なに、寝起きっぽいね、私服の顔してるよ」など本題とはそれた会話にこころ弾んでしまうお遊びごっこだ。

でもいずれ時は立ち電話のように、このツールが当たり前の働き方になっていくことを確信している反面、いちまつの寂しさも感じているのだ。

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